2010年07月06日

時間とスキル

整形外科、眼科医院、歯科医院の診療所経営コンサルタント 高野聖義(昌則)です。


時間をかけると能力は向上するかという質問を先日受けました。あるスタッフがいつまでたっても成長しないという相談の中で受けた質問です。


結論からいうと、成長の概念を理解する必要があります。成長度があるというのは、実は短期間で能力向上するということです。一般的には時間をかければ仕事を覚えますので、この一般的な速度よりも早く能力向上することができることが、早く成長するということですから、時間をかければある程度は能力は向上します。


院長先生方が悩むのは、一般的に考えている(自分が考えている)よりも能力向上が遅いことです。そのため、もう戦力化しているはずなのにできていないということがあります。


次に求めている能力向上とずれているケースです。


自分の中では成長していると考えているスタッフの能力向上分野と、院長先生が考えている分野がずれているケースがあります。これは院長がこのように成長して欲しいと考えているものと違うということです。ズレは修正する必要があります。業務に対する最終目的を伝えていなければ、次第に方向がずれてしまいます。これは行動指針を作るなどして工夫して伝える必要があります。


さて、成長速度が遅い人には何が必要なのでしょうか?


答えは、時計です。


自分の持っている時計と、周辺の人々が考えている時計が違うのです。時計の進み方、時間の進み方の解釈が違います。

自分の中では、これだけ時間がかかると予測します。実際はもっと時間がかかります。しかし、最初の時間設定から間違っているケースがあります。

10時間かかる業務だから、余裕を見て12時間かかると話してはいけないのです。

8時間でやるつもりにならなくてはいけないのです。

特にまだ手がけていない仕事を始める時には、今までの考え方で進めてもスピードが上がりません。自分の考える時間軸を一回取り払い、短時間で業務を進めるということをやらなくてはなりません。


その時に周辺でサポートする人は、時間の観念をいかに伝えていくのかがポイントです。

10時間はかかる業務をいかに短縮するのかを、教えるのではなく、一緒に考えていく必要があるのです。


この指導法には、教える側の手間と時間がかかります。しかし、この部分を抜ければ短期間で成長します。

大きな石を動かすことに似ています。最初は大きな力がかかりますが、一度動き始めれば、あまり手間をかけなくても、一気に動き出します。


時計を一緒に見ながら、仕事を教える必要があります。
posted by まーく at 18:00| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | コンサルティング | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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